は行



 ●ハイ
 「這う」が語源になっていると思われます。そのようなニュアンスの手です。



 黒1から白4は、いずれもハイ。相手の地を侵略しながら、自分の地を増やす打ち方です。自分の意思の安全確保にも用いたりします。オサエを打たれて危ない場合は、ハイを打ったほうが良いでしょう。





 ●ハサミ
 石を、両側から「挟む」手です。具体的には、こんな感じ。



 カカリに打たれた石を、狙撃する感じです。要するに、激しい手ですね。
 基本的に、ハサミを打った後は戦いになります。





 ●ハネ
 「跳ねる」が語源なんでしょうか。相手を叩く感じの手です。



 黒1〜白4は、ハネ。相手の勢いをなくして、自分の勢いを増やしています。戦いの場面で、重宝する手でしょう。
 特に、黒1のような「2子の頭」と呼ばれる形は、逃せない場所です。





 ●ハネツギ
 ハネた後、ツギを打つという一連の動作。言うのが面倒なので、「ハネツギ」と言ってしまいます。





 ●ヒキ
 恐らく、「引く」が語源です。



 1から4のように、自分の石の方に引いて来る手が、ヒキです。連絡している場合が多く、穏やかな手です。





 ●ヒラキ
 基本的にはトビと変わりませんが、辺に展開する感じのトビはヒラキと呼びます。



 白1、黒2はいずれもヒラキです。白1は二間トビにヒラいているので、特に二間ビラキと呼ばれます。黒2は星下にヒラいています。



 また、黒1は三間ビラキ。白2は四間ビラキです。ヒラキは、辺を打つときに良く使います。





 ●ブツカリ
 ぶつかるというニュアンスの手です。



 白1〜3は、それぞれブツカリ。ただし、右下や左下のように単独で打つことは極めて稀です。石の効率としては、ぶつかりはあまり良くないので。
 左上のように、自分を守る意味でブツカリを打つ場合が多いです。定石では、時々出てきます。




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