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さ行



 ●三々
 「さんさん」と読みます。



 3の3の位置を、こう呼びます。星より、盤の隅に寄っています。
 三線と三線の交点、というニュアンスだと思われます。





 ●サガリ
 文字通り、下がる手です。



 白1・黒2・白3はいずれもサガリ。おだやかな手です。1〜3線に下りる手をサガリと呼ぶことが多いです。それより上になると、ノビになる感じがするので。
 そして。特に1線のサガリは、死活で大活躍します。





 ●地
 「じ」と読みます。「土地」の略称です。囲った場所のことを指します。
 囲碁は囲った土地が多いほうが勝ちなので、要するに「地が多いほうが勝ち」ということですね。





 ●シチョウ
 ジグザグに追いかけまわして、石を取るテクニックです。



 始まりはこのような状態。黒1にアタリを打ちます。



 あとは、符号順にジグザグジグザグ・・・と、黒33まで。そっくり取られてしまいます。
 なので、黒1にアタリを打たれた時点で、白は取られたと諦めなければなりません。
 ただし、シチョウの道の途中に、白が居る場合、取られないですみます。



 たとえば、こんな場合。



 22までで、連絡。周りの黒は、みんなナナメで取られ放題。つまり、最初の黒1が無理だったわけです。

 ・・・と、このように。シチョウは、重要なテクニックです。「シチョウ知らずに碁を打つな」という言葉もあるくらい。とにかく、シチョウを追いかける時には、良く考えましょう。




 ●シボリ
 捨て石のテクニックの1つです。
 基本は「取られた石の活用」。
 様々な場面で出現します。



 例えば、こういう感じ。
 囚われている石を見事に活用しています。

 実戦に出る形としては・・・。

  《例題1》


 こんな手順。
 有段者以上の対戦で、割とよく見られる形です。

 ここから・・・。



 2子にして捨てる筋。
 これも、取られた石を利用したシボリです。


 このように、捨石に関連するモノばかり。
 例を挙げるとキリがないのですが・・・。

 最後にもう1つ。

  《例題2》


 白1のトビは欲張りというもの。
 これを咎めるのは・・・。



 キリサガリが筋です。



 引き続いてのホウリコミも好手。
 打たなければ、同地点に打たれて攻め合い負けになります。

 最重要の手筋なので、暗記してしまっても良いでしょう。
 この形を【石塔シボリ】と呼びます。
 塔の形にシボリを打つからですね。





 ●シマリ
 隅に、2手かけて構えを作るのをシマリと言います。小目からのシマリがポピュラーです。星の場合は、ほとんど打たれません。



 隅は、いずれも小目。黒1〜白4は、いずれもシマリ。
 右下がケイマジマリ。左下が一間ジマリ。左上がオオケイマジマリ。右上が二間ジマリです。
 シマリを打つと、ずいぶん形がしっかりしてきます。カカリと同じ価値くらいと考えて良いでしょう。





 ●隅のマガリ四目
 どうも、セキと混同しやすいのですが。良く出てくる形ですので、頑張って憶えてください。



 一見、セキですよね。少なくとも、黒からは手を出せません。しかし・・・。



 白からは、アタリにする手があります。



 黒は、取るしかないのですが・・・。



 続いて、白は急所に打つ手があります。こう打たれると、黒は困っています。



 仕方なく、黒はコウに粘るしかありません。
 ・・・さて。つまり、黒からは手出し不能。白からはコウになる、ということになります。ということは、理論上・・・コウ材を全て無くしてから打てば、黒は抵抗不能です。
 以上の理由で、ルール上黒はそのまま死んでいることになっています。要注意です。
 ただし、周りの白が生きているのが条件です。生きていない場合、攻め合いですからね。

 ちなみに「隅のマガリ4目は死形」というのは、日本棋院の囲碁規約に明記されています。ただし、あくまでも日本ルールでの話。日本では、「片方からしか手出しができないので」という理由で死形としています。
 これが、中国ルールだと、あくまでも実戦解決。つまり、きちんとコウ材を無くして取りに行くことになります。コウ材を無くすために、地に手を入れる手が、中国ルールだと損にならないからなのですが。

 まぁ、こんな複雑な話は憶えている必要は全くございません。単なるトリビア(無駄知識)です。
 記憶すべきは、「隅のマガリ4目は死形」この一点だけですね。






 ●スベリ
 「滑る」という感じの手です。



 黒1〜3がスベリ。2線に打つのは、地を広げる効果があります。死活のときに、生きる場所を広げるにも有効です。1線のスベリは、相手の地を狭める時に打つことが多いです。左上(白2)はケイマスベリ。右上(黒3)はオオゲイマスベリと呼びます。
 初級者の方だと、ともすると「こんなに石を離して、切られたりしないかしら」と思われるかもしれません。しかし大丈夫ですので、ご心配なく。

 左下から、手順を示していきます。



 白1と切断を図ります。が、黒2で逆襲されます。
 番号順に6までで、取られてしまいます。なので、切断不可。



 次は、左上です。
 これも、攻撃を仕掛けても符号順に打たれ、黒石が取られてしまいます。なので、大丈夫なのですね。



 最後は、右上。オオゲイマなので、一番離れているのですが。これも、大丈夫です。
 ツケて切断を図るも、符号順に4まで。取られてしまいますので。



 ということで。白1〜3と止めるのが、相場になります。右上は、これで止まっています。
 ・・・と、それだけでは説明不足な気もするので。補足しますと。



 黒1にヒキを打ちます。ここで白は、思い切って2にオサエを打つのが好手です。
 ちなみに。逆に黒が2にノビを打つのは、白に1に打たれてキッチリ取られています。



 結論を先に言ってしまうと・・・黒3と守るのが相場。白4と守り、平和的解決。
 もし、3でキリを打つと、どうなるかというと・・・。



 逆に4に打たれ、丸ごと取られてしまいます。周りの状況が特殊(例えば、1子取った後に堂々と黒が生きてしまう)な場合を除いて、オオゲイマスベリも止めることが出来ます。参考までに。





 ●セキ
 定義は、「2眼は無くても生きている形」です。初級者の方だと、「2眼無ければ死んでしまう・・・」と思ってしまうかも知れませんが。そうでない形も、結構あります。
 例えば、次のような形。



 この黒と白は、眼がありません。しかし・・・。



 黒から白アタリにするのは、自分自身がアタリになる自殺手。白に取られてしまいます。
 逆に、白から打つのも自殺手になってしまいます。ということは・・・双方から、手出し不能ということ。つまりは、このまま白黒共に生きているという特殊な形です。
 このセキ。死活でも、良くでてきます。



 この形。広さが不足していて、眼もないようですが・・・このままでセキ。



 白から打つと取られてしまい、黒が生きてしまいます。なので、手出し不可能です。
 「死活のススメ」で詳しく述べますが、セキは常用のテクニックです。





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