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構えのススメ【1】



 まずは、星を使った構えから行きます。

 《1》三連星
地:★★☆☆☆
模:★★★★★
実:★★★★★



 星を使った構えといえばコレ・・・というくらいポピュラーです。黒1・3・5が三連星。文字通り、3つの星を連ねて打っています。
 模様を張るには絶好の構え。星はシンプルな定石も多く、実用性も高め。ただし、地を取って専守防衛するにはかなり不向きです。スピードで押し切りましょう。

 では、三連星の後の手段を見てみます。



 白は広いほうからのカカリが普通。黒は、ハサミで迎撃するのが一般的です。
 というのも・・・。



 狭いほうからカカリを打ったのがこの図。星の定石【12】にて紹介しましたが、互先でも非常に有力な手段。
 白は生きを確保することができず、苦しい戦いです。

 なので、白は広いほうからカカリを打つのが良いのですね。
 まぁ、この場合に限らず・・・だいたい、囲碁は「広い所から打つと良い」憶えていただいて間違いないです。

 ちなみに、9子局の場合。白は何処にカカリを打とうとも、この状態になってしまいます。苦しいわけですね。




 今度は、黒がハサミを打つ理由です。試しに、定石通りに打ってみますが・・・「なんかそぐわない」という感じがするならば、かなり良い布石感覚を持っていると言えます。

 黒3で高く受けても同じなのですが・・・防御に回るような定石は、攻撃主体の三連星には合わないのです。
 受ける手は、100点満点で言うと90点くらい。無い手ではないのですが、棋士だと絶対と言っていいほど選ばない進行です。


 カカリ、ハサミの後は・・・次の2つのどちらかの進行になります。
 まずは、こちら。



 詳しい手順は、星の定石【8】を参照してください。この形は、少し黒が有利。
 模様を張るという夢は少し減ったものの、白の形は不安定で楽しみは多いです。

 もう1つが、こちら。



 こちらは定石ですね。星の定石【11】で説明しました。
 この形になると、黒の模様は雄大そのもの。右上隅もこの形ができた日には、模様派の人は感涙にむせぶことでしょう。

 まぁ、白としては実利を取っている優位性はあるのですが・・・。
 初段前後のアマチュア同士の対局でこのような形になると、黒が勝つことが多いです。


 そして、1つ補足を。両ガカリに打ってきた場合・・・定石形より、厳しい手段があります。



 星の定石【11】でもサラッと説明しましたが、黒2の三々が強烈。相手の根拠を奪い、厳しく攻め立てる打ち方です。
 その後の進行を見てみます。



 2対4の闘いなので、大体白が不利としたものです。
 キリで相手を分断した後は、隅を生きることにさえ注意すれば相手を圧倒できます。

 なので、三連星(辺に星があるとき)の両ガカリは成立しないということです。


 黒は、ハサミ以外にも手段があります。



 黒2の星は三連星のスピードを最大限に生かした手です。右下隅にはこだわっていません。



 三々に打たれたら、隅は明け渡して打つ要領。相手に地は与えますが、ハサミを打つよりさらに大模様を張る構想です。
 とある棋士が考えた方法ですが・・・こんな思い切った打ち方もあります。


 他にも色々と手段はありますが・・・それらは、打っていくうちに出てくると思います。なので、そのときにお試しあれ。実際に打ったほうが、臨場感があると思うので・・・。
 以上、三連星の応接でした。




 ◆構えのススメ【2】




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