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構えのススメ【5】



 ここからは、シマリを用いた構えを説明します。
 シマリは隅に2手かける手なので・・・自然とと、地が多い構えになります。

 《4》星+シマリ
地:★★★★☆
模:★★☆☆☆
実:★★☆☆☆



 今はコゲイマジマリで図を書いてありますが。シマリの種類や、向き(90°回転してもシマリですので、念のため)によって、多少★の数は変動しますが。模様より地を優先している感じです。



 白は辺にワリウチを打つのが普通です。ワリウチの点も様々ですし、シマリの種類によっても違ってきます。




 もちろん、他の場所にヒラキを打つのもありますが・・・黒に右辺に先着されると、あまりにも理想的な模様を許してしまうことになります。スケール勝負では、先に打っている黒が有利です。6目半のコミが吹っ飛んでしまう感じもするのか、棋士の間ではあまり打たれていません。避けたほうが無難でしょう。



 さて、なぜ実用度の★が2つなのでしょうか。
 まぁ、これは人の好みによるのですが。この形、見ていただいてもわかるように・・・非常に漠然とした感じです。

 プロならば漠然としたところも理解るでしょうが、アマにそれを求めるのは酷というものです(自分も、この形になると黒では自信がありませんし・・・)。初段前後のアマチュアにとっては、なおさらキツいでしょう。

 この構えは、漠然とした難しさを抱えています。「これ」と言った方針が無いまま、打つことになります。
 当然、有り得る構えではあるのですが・・・使いやすさから言うと、少し物足りないのかも知れません。


 実戦例を1つ見てみましょう。



 黒としては、この構えから積極策をとることも可能です。
 それが、黒7のツケ。これも韓国で研究された手段です。

 白はハネ、ツギ。黒はマガリ。白はヒラキでは不満と見てツケ。黒は打ち込み・・・と、ここから複雑な手段の応酬に突入します。

 こうなってしまうと、アマチュアにとっての実用度は限りなく0に近いです。今までの構えに比べ、使いこなすのが非常に困難なのですね。余程の研究が無いと、使えたものではありません。


 戦いを避ける構えですから、ヨセ勝負に持って行きたい場合には有力な手段になります。形勢がまったり進行していくので、終盤力が重要になるのですね。管理人は、使いこなせません・・・。

 次は、これより実用度が高いシマリを使った構えを紹介します。




 ◆構えのススメ【6】




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