構えのススメ【6】



 続いては、この構えです。

 《5》小目+シマリ
地:★★★★★
模:★★☆☆☆
実:★★★★★



 小目とシマリの組み合わせ。例によってシマリの種類は任意ですが、小目の方向は上側(って言うんですか、これ?)が一般的。



 白は、カカリを打つのが一般的。ここで、黒は2通りの方針が取れます。



 ツケヒキを打ち、地取りに専念するのが1つ。
 黒7の二間ビラキ(ツメ)は大きい地点ですが・・・左辺に手をつけるのと、非常に迷うところです。

 このシマリ以外の場合は、迷わず左辺でしょう。




 もう1つは、シマリの勢いを利用してハサミ・・・戦闘型に持ち込む打ち方。
 ツメの方法は任意ですが、ツメた後は黒の力量次第です。

 シマリの方向が右辺に近ければ近いほど、ハサミは効果的です。
 つまり・・・。



 少し、難しいかもしれませんが。
 例えば、こんなハサミだと迫力が全然違いますよね。

 こんな場合、ツケヒキを打つよりハサミの方が自然です。


 もし、白がどうしても戦いを避けたい場合・・・こんな穏和策があります。



 いきなりワリウチを打つ方法。ただし、黒に両方シマリを打たれてしまうので・・・多少、黒が良いとされています。


 このように、小目+シマリの構えは「地取りの穏和策」と「ハサミでの戦闘策」を自由に使い分けることができるのが大きな利点です。戦いを避けようとすれば少し黒が有利になるので・・・そんな意味で、実用度も高めです。

 特に、序盤から地が欲しい人にとっては非常に打ちやすい構えといえます。


 ◆構えのススメ【7】




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