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コウの魔力【1】




 【序】でも書いた通り、コウを争う基本は「コウ材」です。
 しかし、あまり小さなコウ材ですと無視されてしまいます。

 例を挙げると・・・。


  《図1−1》


 白20まで、コウ争いが起こったとしましょう。




 黒は取ります。
 白はツケというコウ材を打ってコウ取り返し。

 これを、仮に無視して黒がツギを打った場合・・・。


  《参考図1》


 黒が右下隅を手に入れている間、白は左辺を破壊しました。
 このような我が道をゆく変化をフリカワリと呼びます。
 日常会話でも入っているかもしれませんが、元々は囲碁用語です。

 この図を避けたいので、黒は受けたわけです。
 「2手打たれたくない場所」がコウ材になります。


  《図1−1・続》


 黒は大きなコウ材がありません。
 仕方なく、ハネを打ちます。

 白は1子取ってしまいました。
 このような手をコウを解消すると表現します。
 黒はフリカワリで、左上隅に侵入。

 しかし、このコウ争いでは白が得をしたと言わざるを得ません。
 というのも・・・。




 白の被害はそれほど大きくないからです。
 左上隅は死ぬ石ではないので・・・。


 以上、コウ争いの実例を見てもらいました。
 このように、コウでは常にコウとコウ材の大きさのバランスを考えることが重要になってきます。
 無視されてしまったらコウ材になりませんから・・・。
 このへんの煩雑さが、コウが敬遠される所以かも知れません。


 さて、コウの大きさはどのように計算できるのでしょうか?
 計算方法を、次に見ていきます。


 ◆コウの魔力【2】



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