コウの魔力【序】




 さて。
 そもそも、コウって何でしょう?

  《図序−1》


 黒1に打った形。
 白は・・・。




 トリを打ちます。
 ここで、再び黒は取れる形になっていますが・・・。




 黒が取ると、最初の図に戻ります。
 これでは同型反復になってしまいます。
 そこで・・・。

 「コウを取られた場合、他に1手打ってからでないと取り返すことが出来ない
 というルールが生まれました。
 これがコウの基本ルールです。

 つまり、黒はどこか別の場所に打ってから、取り返すことになります。
 しかし、もし白に相手してもらえなければ容赦なくツギを打たれてしまいます。

 そこで、黒は「必ず白に応手してもらえる場所」を打つことをしなければなりません。
 具体的な例を挙げて説明します。

  《図序−2》


 例えば、このような形の場合。
 白がコウを取ったところ。

 黒は、コウを取り返すために・・・。




 黒2にアタリを打ちます。
 自殺手ですが、次に放置すると白は取られてしまいます。



 白はトリ。
 ここで「他のところに1手打つ」という条件を満たしたので、コウを取ることが出来ます。





 と、こういう感じです。
 また白は他の場所に打ってからトリを狙うことになります。

 黒2のような手をコウ材と呼びます。
 コウを争う材料、という意味です。


 以上、コウの基本でした。



 ◆コウの魔力【1】



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