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Music rist

#41〜#45


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#46  母国情緒



作詞・作曲:椎名林檎




 椎名林檎のバンドプロジェクト「東京事変」の1stアルバム「教育」に収録されている一曲です。


 曲の始まりは、ちょっと童話染みています。しかし、2フレーズ目で早くも林檎節炸裂。
「仮令(たとえ)誰かに妬(ねた)まれたとて私は構わない 此処(ここ)でちゃんと向き合えている」

 そして、明るい空に街路樹。景色を見て、不確かな明日を喜んでいる主人公。
「誰かが勝てば誰かが負ける浮世は忙しい」
 勝負事って絶対にそうですよね。でも、そんな忙しい浮世だとしても、仕合わせを感じられるのが素晴らしい。

 最後は、やはり動物・・・を、モチーフにしてるんでしょう。
 現実と非現実が混ざり合った世界観。それでも、きっちりと地に足は着いている。
 曲の面白さと相俟って、名曲となっています。


 個人的には「東京事変から2人脱退」のニュースが残念でなりません。
 でも、これからの音楽活動に期待です。


2005年7月14日
よふ



 
 


 
 


#47  LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜


作詞・作曲:桑田佳佑




 夏到来!ということで、サザンです(笑)。1998年に発売されました。


 週末毎に逢う、男女・・・曲タイトルと歌詞から推測するに、言ってしまえば不倫関係。
 文字通り、「オトナの付き合い」です。

 ともすれば、ドロドロした感じになってしまう題材。
 それを、綺麗なメロディーと歌詞で至高のラブソングにしてしまうのは・・・凄いの一言でしょう。

 「二度と戻れない」お互いに気付いていても、離れられないドラマの中の2人。
 ・・・切ないです。

 そして、サビの部分に神奈川のデートスポットが散りばめられています。2人はそこで、週末毎に愛を確かめていたのでしょう。
「マリンルージュ」「大黒埠頭」「シーガーディアン」「ブルーライトバー」・・・なんだか、情景が浮かんでくるような気さえします。


 最初に聴いた当時は、「良いラブソングだなぁ」くらいにしか思っていなかったのですが。
 改めて歌詞を読んで聴くと、非常に深いです。

 不倫関係は御免こうむりたいですが、愛に溺れてみたいですね〜。(と、軽く危険発言・・・?)
 そんな気分にさせられる、名曲です。


2005年7月19日
よふ



 
 


 
 


#48  夏祭り


作詞・作曲:破矢 ジンタ




 女性2人と男性2人というバンド構成は、珍しいのではないでしょうか。JITTERIN’JINN、1990年のナンバー。
 2000年にWhiteberryがカバーして話題になりました。

 おそらく、主人公は中学生くらいの少年と少女。
 可愛らしい恋愛風景を、少女の視点で描いています。


 夏祭りに少年を誘った少女。
 少年の浴衣姿が眩しくて、恋心と相俟って、胸が騒ぎます。

 「はなれないで」と出しかけた手を、仕舞ってしまう。
 ・・・もう一歩、恋が前進できない。

 金魚すくいにはしゃく姿、その横顔がとても可愛い。
 綿菓子を買って御機嫌・・・でも、友達に見つかったら照れくさい。

 この年の頃って、男の子より女の子の方がオトナなもの(例外はあるかも知れませんが・・・)。
 案の定、少女の恋心に、少年は気づく気配がありません。

 神社の中で、石段に座って。線香花火をしながら、色々なことを話して。
 それでも、少女は「好き」だってことが言えなかった・・・。

「君がいた夏は遠い夢の中/空に消えてった打ち上げ花火」

 少女の想いは、伝わりませんでした。
 綺麗で切ない、遠い夏の思い出・・・。


 何か、本当にありそうな話ですよね。
 初々しい恋愛模様を描いた、名曲です。


 ※追記(06/1/11)
 ご指摘受けたのですが「主人公が少年で、少女に向けて歌った」という捉え方もできそうです。


2005年7月26日
よふ



 
 


 
 


#49  さとうきび畑


作詞・作曲:寺島尚彦




 やはり今日「8月15日」というこの日に、取り上げないわけにはいかないでしょう。
 1967年、ちょうど沖縄返還の5年前に作られた楽曲です。


 沖縄のさとうきび畑に立つ少女。
 広いさとうきび畑には、ただ風が通り抜けるだけ。

 昔、遠い国からいくさがやってきた。
 悲しい、悲しい、出来事。

 数え切れない命が失われたのでしょう。
 この少女も、生まれる前に父を亡くしています。

 平時では、何よりも重い人命。
 戦時では、羽毛より軽くなります。

 遺された者には、悲しみが残るだけ。
 「お父さん」と呼べども、叫べども、返事があるはずもなくて。

 こうして、少女は悲しみの歌を歌い続けます。
 たとえ、風に涙が乾こうとも・・・悲しみは、消えることがありません。


 この曲は反戦歌ではあるのですが、決して激しくありません。
 ひたすら、淡々と歌い上げる森山良子の歌声が印象的です。

 自分は、戦争をリアルタイムで知りません。その陰惨さを語れる人は、だんだん少なくなっています。
 しかし、これは若い世代であろうと、歌い継いでいかなければならない曲です。

 決して、風化させてはならないでしょう。
 二度と、決して再び、あの悲劇を繰り返さないために・・・。


2005年8月15日
よふ



 
 


 
 


#50  大波小波Rock'n roll


作詞:樋口了一・国分太一 作曲:樋口了一




 記念すべき、50曲目のレビューですね。

 1998年発売のミニアルバム「電光石夏」に収録されています。
 TOKIOの楽曲の中でも随一の名曲である・・・と、個人的には思っています。


 季節は夏。
 モテない、金ない、情けないの三拍子(?)揃った主人公。
 ・・・でも、気分だけはナイスガイ。

 乗れない、立てない、泳げない。
 ・・・のはずなのに、意中の人が見てれば段違い。やる時はやる。

「沖で手を振ったら返事の笑顔/神様ありがとサンキュ/人生まだまだ捨てたもんじゃない」
 この、エネルギッシュな感じ(見方によっては、『単純』ですが・・・)。恋には、不可欠なのでしょう。

 しかし、調子に乗り過ぎたのか。低血圧で、倒れてしまいます。
 まさか、人工呼吸!?
 ・・・少し、寝ぼけてます。しようとしてるのは、男友達ですから・・・。

 色々ありながら、ついに告白・・・若々しくて、純粋です。
 そんな想いが、コミカルタッチで描かれています。


 ・・・と、割と普通っぽく書いていますが。
 なにしろ、この曲の聴き所は「セリフ」。それぞれに個性が出ています。

 グッさん(山口さん)は石焼イモの屋台が100%似合いますし。
 マボ(松岡さん)なら絶対「マブいチョッキの姉ちゃん!」ってナンパしてくれそう。
 そして、恋に悩むリーダー・・・。


 底抜けに明るい曲調、歌詞。
 そして、笑える台詞。

 国分氏の真骨頂・・・と、言えるでしょう。
 ぜひ夏に聴きたい、名曲です。

 なにより、この曲を当時の某Mステーションで歌った彼らは・・・本当に凄いと思います(笑)。



2005年8月24日
よふ