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Music rist

#51〜#55


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#51  りんごのうた


作詞・作曲:しいなりんご




 林檎女史ソロ名義でのラストシングルです。2003年、デビュー5周年の記念日に発売。
 当時はさほど気にならなかったのですが。「りんごのうた」がラストとは、なんだか因果ですね。


 歌詞のストーリーは『林檎の一生』。
 童謡を意識した平仮名の歌詞。子どもにも読み易いように、というコンセプトなのですが・・・。

 「きせつがだまってさるのはさびしいですか」という、季節の移ろいを感じさせるフレーズ。

 「わたしがあこがれているのはにんげんなのです/ないたりわらったりできることがすてき」
 人間とは何か?という深い問いかけ。

 そして、トドメが「めしませ つみのかじつ」。
 ・・・いくら平仮名とはいえ、やはり相変わらずの林檎節炸裂。

 『生きること』を童話仕立てに語りかけ。
 人間の本質を鋭く抉っている、名曲です。


 しかも、この曲。なんと1オクターブ以内の音域で歌われています(最後、転調しているのに・・・)。
 元々『みんなのうた』のために書き下ろした曲なので、「子どもたちが口ずさみ易いような音域にしたかった」んだそうです。

 しかし、平仮名で1オクターブ、絵はほんわかしていたとは言え。
 ・・・この歌詞を口ずさむ子どもが居たら、私は感動します(笑)。


 ちなみに、東京事変1stアルバム『教育』の1曲目にも収録。
 なお、歌詞・タイトルはもちろん漢字に変換済み。【※歌詞はこちら
 曲調も、ロックにアレンジされています。

 ということで、結果的には・・・ソロ活動とバンド活動の橋渡し的な曲なったのかも知れませんね。


 この曲の初披露は、武道館でのライブのダブルアンコール曲でした(偶然、管理人は見に行ってました)。
 バックメンバーに東京事変が付いていて、後に林檎女史ソロ名義でのラストライブに。

 林檎女史が演奏前に、デビュー当時からトレードマークだった顔の黒子(ホクロ)を取り。
 その衝撃に、会場全体がどよめいたことを憶えています。



2005年10月6日
よふ



 
 


 
 


#52  One more time, One more chance


作詞・作曲:山崎 将義




 山崎まさよし、97年リリースの楽曲。
 まさよし氏の曲は全体的にクオリティ高めですが、自分はこの曲が最も好きです。


 主人公は、最愛の人と別れてしまった男性。
「せめて、もう一度だけ。もう一度だけ、機会を・・・。」

 逢いたいのに、何処にも見つからない。
 すべてかけて、抱きしめたいのに。

 一緒にいた季節が、うつろわなければ良いのに・・・。
 「好き」という言葉も言えないまま・・・。

 夏に、ふいに消えてしまった恋。
 君の笑顔を、破片(かけら)を、すべてを、探してしまう。

 主人公が「探している」場所は、同じ箇所が1つもありません。
 「向かいのホーム」「路地裏の窓」「交差点」「夢の中」「明け方の街」「桜木町」「旅先の店」「新聞の隅」。
 そして、「急行待ちの踏切」。

 何時でも何処でも探している。それでも、見つからない。
 そんな切ない感情が、精緻な歌詞からも伝わってきます。


 別れた男性の心理を歌った、至高の名曲です。



2005年10月15日
よふ



 
 


 
 


#53  JAM


作詞・作曲:吉井 和哉




 1996年リリース。THE YELLOW MONKEY(イエモン)の楽曲です。

 矛盾や冷たさを抱え、一人暗い部屋で佇んでいます。
 愛しい人の、夢を想像しながら・・・。

 今の時代、なんでも手に入ります。
 裏切りとか、悲しみとか、切なさとか、儚さとか。

 それらに酔いしれても、素敵な物はありません。
 ・・・だから、好きな歌を歌っています。

 世の中がどう移ろっても、たとえ終わろうとも、2人の愛は変わらない。


 そんな中、テレビのニュースが。
《外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」「いませんでした」「いませんでした」》

 こんな時代に、何をすれば良いんだろう。
 解らないから、とにかく君に逢いたくて・・・。

 また、明日を生きていきます。


 この曲は、吉井さん自身を歌っているのではないでしょうか?
 そんな見方が出来てしまうほど、魂に訴えかける歌・・・というか、叫びが聴こえてきます。

 飛行機が落ちたことを歌っているラブソングなんて、これくらいですよね。
 時代を写し、心を揺さぶる名曲です。



2005年10月21日
よふ



 
 


 
 


#54  俺たちに明日はある


作詞:相田 毅 作曲:岩田 雅之




 1995年リリース。SMAP16枚目のシングルです。


 主人公は、良くも悪くも人生を謳歌しています。

 チャンスはするり抜ける。そして、また振り出し!
《一度きりの人生だから/当たり砕け散った欠片たち/抱きしめ今夜は眠ろう》
 ぶつかって、例えその結果がダメでも、眠ってしまおう、と。

《時代遅れのオンボロに乗り込んでいるのさ/だけど降りられない/転がるように生きていくだけ》
 猛スピードで走ってる人生、ブレーキなんて利かない。転がるように、ただただ走り抜けている。

 上手い話で釣ろうとしたら、釣られ泣きを見る。
 それでも、明日に向かって希望を詰め込む・・・ポジティブに見えて、その実は泣いています。

 それでも、周りに弱さを見せないところが素晴らしい!
 この世にお見舞いして、今日も不器用すぎるハンドルで突っ込んでいきます。

 薔薇の花束が似合う奴も居る。だけど、似合わないから・・・精一杯、生きていくしかない!
 この部分は、特に共感できます。なにせ、そんなキザったいことできる訳無い(笑)。


 自分も、転がりながら生きているようなもの。
 勢いで走り続ける主人公の姿にダブらせ、明日も走り続けてます。

 俺たちに、明日はある!


2005年11月1日
よふ



 
 


 
 


#55  リモートコントローラー


作詞・作曲:椎名林檎




 林檎女史3rdシングル「ここでキスして。」に収録されています。
 カップリングはアルバムに収録されず、しかも名曲が埋もれてるので本当に油断なりません(笑)。


 大切だったブラウスや帽子が、床に散らばっている。
 でも、本当に、今はどうでも良い。
 「汚いな。」

 そんな状態を、心配そうに見る周囲。
 でも、やりきれない気持ちが募るだけ。
 「危ないな。」

 そして、・・・「あたしのリモコンは何処?」

 自らをコントロールできなくなって、切ない声で喚き続けています。
 リフレインが暴れ、耳を支配している。

 ・・・生きていく苦悩すらも叫んでいるように見えます。


 実はこの曲、林檎女史がリモコンを無くしたという実体験から作られた楽曲です。
 なので、本当は深い意味は無いのかもしれませんが・・・それでも、聴く者に響きますし。
 相変わらず、凄いです。

 自分は、今「リモートコントロール」できていない状態。
 そんな状況と重ねながら、この曲を聴いています。

 「騒いな。」


2005年11月27日
よふ