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Music rist

Cocco


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#39  強く儚い者たち


作詞・作曲:こっこ




 1997年発売、Coccoの楽曲です。

 この曲は、一見(一聴?)するととても綺麗。実際、メロディーの美しさは素晴らしいです。
 でも、それ以上に・・・詩が凄い。人の様々な面を描いています。


 主人公(恐らく男性でしょう)は、海に冒険しに出ました。
 愛する人を守るため、大切な物を築くため、突風や嵐に抗いながら進み。港にたどり着きました。

 でも、迎えてくれた港の住人(多分、女性でしょう)は言います。
「宝島見えたからといって、何も失わずに居られると思うの?」
 人は、弱いものです。そのことに、まだ主人公は気付いていないのですが・・・。

 さらに、彼女は続けます。
「何度も確かめたって・・・”固い誓い”なんてものは、意味を持たないわ。」

 実際、宝島にたどり着いた頃には。『守っていた』はずのお姫様は、他の誰かと腰を振ってる。
 人は、強いものです(多少、間違った”強さ”のような気がしますが・・・)。

 そして・・・結局、人は儚いのです。

 この”冒険”は、人生に喩えられるでしょう。数々の苦難があります。
 人、それ自身もそうですし・・・人と人との関係というのも、強く。ときに、弱く。そして、儚いもの。

 でも、せっかく強くなれるのですから・・・そういう風に、いつも在りたいものです。


 この曲、つい最近(2〜3年前)まで「単なる綺麗な曲」というイメージしかありませんでした。
 しかし、歌詞を読んで・・・「こんなにも現実的なことが書かれているなんて。」と、愕然とした憶えがあります。

 美しい聴きやすいメロディーと、人間の本質を鋭くえぐるような歌詞。その2つを共存させられるアーティストは、尊敬に値します。


 Coccoは少し引退して、故郷に帰ってしまいました。「東京の生活が合わない」というのが彼女の弁。思わず納得してしまいますね・・・きっと、マイペースに過ごしていることでしょう。
 でも、向こうからでも音楽の発信はできるでしょうから・・・是非、音楽活動を再開して欲しいものです。日本では良質のアーティストは減少の一途をたどっていて、貴重な存在なので・・・。



2005年3月25日
よふ