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Music rist

森山良子


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#49  さとうきび畑


作詞・作曲:寺島尚彦




 やはり今日「8月15日」というこの日に、取り上げないわけにはいかないでしょう。
 1967年、ちょうど沖縄返還の5年前に作られた楽曲です。


 沖縄のさとうきび畑に立つ少女。
 広いさとうきび畑には、ただ風が通り抜けるだけ。

 昔、遠い国からいくさがやってきた。
 悲しい、悲しい、出来事。

 数え切れない命が失われたのでしょう。
 この少女も、生まれる前に父を亡くしています。

 平時では、何よりも重い人命。
 戦時では、羽毛より軽くなります。

 遺された者には、悲しみが残るだけ。
 「お父さん」と呼べども、叫べども、返事があるはずもなくて。

 こうして、少女は悲しみの歌を歌い続けます。
 たとえ、風に涙が乾こうとも・・・悲しみは、消えることがありません。


 この曲は反戦歌ではあるのですが、決して激しくありません。
 ひたすら、淡々と歌い上げる森山良子の歌声が印象的です。

 自分は、戦争をリアルタイムで知りません。その陰惨さを語れる人は、だんだん少なくなっています。
 しかし、これは若い世代であろうと、歌い継いでいかなければならない曲です。

 決して、風化させてはならないでしょう。
 二度と、決して再び、あの悲劇を繰り返さないために・・・。


2005年8月15日
よふ