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置碁から学ぶ布石【4】



 さて、ここからは7子局について話していきます。

 《7子局−1》


 9子局と違って、辺が空いてるのが特徴です。




 白はだいたいカカリを打つでしょう。
 「広いところから打つ」というのは、序盤の鉄則です。

 ここで・・・。



 コスミツケてトビを打つのは、この場合良くないです。
 「バカの一つ覚え」と言わざるを得ません。

 白に星にヒラキを打たれ、これは絶好形。




 ケイマ受けも悪くはありません。
 が、ちょっと消極的で・・・。




 例えば、こういう形を想定してみてください。
 互先という設定です。

 決して悪くはないのですが、消極的という感じが否めません。
 というのも、黒5の手。
 本当だったら・・・。



 「広いところから打つ」という鉄則に当てはめると、上辺の星(または左辺の星)に打ちたいのです。
 右辺より広くなってるので。

 そんな理由から、棋士では三連星へのカカリに対して受ける手はほとんど打たれていません。
 悪いと断定するには厳しい気がしますが、なんとなく打つ気がしないのです。

 じゃあ、受けないでどう打つか??




 普通、カカリに対してはハサミで対応します。
 ハサミ方はこれに限りませんが・・・。



 例えば、白がトビを打ったら黒は受け。
 白の発展を妨げているぶん、ハサミとトビは黒の得な交換と解釈できます。
 これ以降の定石はココを参照してください。




 白が三々入りした場合にも、目的は達成されます。
 言い忘れてましたが、三連星の目的は「模様の構築」です。
 三々が空いている星は地を囲うには不向き。
 それをスピードでカバーしてるのです。

 黒は模様、白は実利のワカレになりました。
 これはなかなかの勝負になりそうです。


 さて、7子局に話を戻します。
 要するに・・・。




 置碁でも”互先の定石”ハサミを取り入れてしまおうということです。
 せっかく、たくさん石があるのですから。
 ということで、7子局に関しては黒の応手はハサミに限定します。

 これに対する白の応手は・・・。




 まずは三々。
 定石どおりに対応してればOKです。
 ・・・ただし、こう打ってくる上手はほとんど居ません。

 なぜか。
 それは、白は地を稼いでも絶対に勝てないからです。
 実際、黒の模様が大きくなってしまっているので・・・。

 ただし、1つ注意。



 逆をオサエると微妙です。
 黒の星の位置が中途半端です。

 もう少し詳しく説明すると・・・。




 黒の星を生かすために、オシきってしまう打ち方があります。
 しかし、こうするとハサミの位置がおかしいです。
 これだけの厚みがあれば・・・。



 星くらいまでヒラキを打つのが普通です。
 これを狭く打ってるので不満、というわけ。
(まぁ、もちろん置碁ならこれで充分なんですが。)

 だからと言って、放置していると・・・。



 白にオシを打たれてしまいます。
 これだと、黒の星が隅の強い白石に近付いてしまった結果になっています。

 互先を想定した図で比較してみると、もっと鮮明で・・・。



 これで黒5の位置に違和感を憶えられれば、今までの話を理解してるということになります。
 この石は、上辺や左辺など、もっと広いところにあるべきなんです。

 囲碁は、一度打った石は動かすことができません。
 なので、前に打った石を生かすように打つというのが大事になってきます。
 少し難しいかも知れませんが・・・。


 【総括


 7子局の基本中の基本形、といえます。
 白は一番簡単な応手を選んできているので・・・。

 ハサミの意味、オサエの方向をしっかり理解しておいてください。
 ちなみに、三々に入られた場合のオサエの方向は・・・。
 「大事な(地にしたい)方をオサエる」と認識してれば間違いは少ないです。


 次は、白の横暴手段に対する対応を紹介します。


 ◆置碁から学ぶ布石【5】




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