死活のススメ【16】




  《解答11》 黒先生き  難易度:★★
 黒1から符号順に、12までで生きられます。
 置碁では、星に対して入られる場合も多いです。なので、この手順は憶えておいて損はありません。逆に言うと、相手がどんなに強い人でも星に対しては隅で生きる手段があるということです。生きたところで、勝てるかは保証の限りではないのですが・・・。





  《解答12》 黒先コウ  難易度:★★
 (失敗図)
 普通に広げると、符号順に8まででマガリ4目で死んでしまいます。なので・・・。




 (正解図)
 黒1とコウにするのが精一杯。アタリにはオサエて、ここのコウで粘る要領です。





  《解答13》 黒先生き  難易度:★★★
 (失敗図)
 黒1にサガると、悲劇が待っています。白2が急所。ちょうど、2の1の位置にあたります。
 以下、どう抵抗しても生きられません。黒3にも、白4のオサエ。ダメ詰まりで、眼を持つことができません。




 (正解図)
 ということで、弱点を補強した黒1のカケツギが良い手。1線にカケツギを打つのは、死活ではしばしば好手となります。
 白2のオサエには、黒3で生きます。白2のときに意地で殺しに来た場合・・・難解ですが、生きを得ます(その変化は後述)。





  《解答14》 黒先生き  難易度:★★
 真ん中が急所です。これで、完璧な生き。
 他は、この位置に白に打たれてキツいです。まさに、敵の急所は味方の急所。
 一合升は、真ん中(2の2)が急所になります。





  《解答15》 黒先生き  難易度:★★
 (失敗図)
 広げても良いように見えますが、この場合は外ダメが詰まり過ぎ。白2にツケられて、身動きが取れなくなってしまいます。
 あとは符号順に、白6まででウッテ返し。見事に仕留められてしまいました。




 (正解図)
 広さが充分な時には、安全確保に限ります。どんなに広くても、柱が無い家は倒れてしまうので。
 ということで、黒1のカケツギが手堅いです。これで生きられます。





  《解答16》 黒先  難易度:★★
 黒1が良い手。他の手では白に同地点に打たれ、撃沈してしまいます。
 白のサガリを待って、黒3の眼持ち。この手は、問題4で学んだ通り。





  《解答17》 黒先生き  難易度:★★★
 (失敗図1)
 広げるのは、2の1に打たれて死んでしまいます。何度も出てきた、隅のマガリ4目です。




 (失敗図2)
 どうやら、急所は2の1。と言っても、こちらの2の1はハズレ。
 急所に打たれたとき、1眼を確保しますが・・・キリを打たれ。ダメ詰まりで白を取ることができません。




 (正解図)
 ということで、こちらの2の1にカケツギを打ちます。そうすれば、急所に打たれても、符号順に5まで。ダメの具合が明暗を分け、生きることができます。
 最初にここまで考えて正解できた方は、詰碁に関して初段近くの水準にあるでしょう。





  《解答18》 黒先生き  難易度:★★
 (正解図)
 黒1のトビで、生きています。このように、3目形の真ん中は急所になりやすいです。




 (失敗図)
 あまりに控え過ぎるのも、問題です。黒1のカケツギには、白2のコスミが佳手。
 この後、黒e-2には白f-1、黒f-1には白f-2で、どうしても眼ができません。



 尚、広げすぎた失敗図は後に挙げます。



  《解答19》 黒先生き  難易度:★★
 符号順に5まで、オシツブシで生きです。
 セキとは違いますが、相手の石を利用しているという点では似ています。





  《解答20》 黒先生き  難易度:★★★
 (失敗図1)
 広げてしまうと、白2に打たれてしまいます。
 符号順に6まで。上と違い、オシツブシが打てないのでコウになってしまいます。




 (失敗図2)
 ということは、柱を立てるのが有効になるのですが。
 2の2に立ててしまうと、白にオキを打たれて一騒動。先程と同型でコウになってしまいます。




 (正解図)
 敵の急所は味方の急所。黒、2の1に打つのが正解。これで、きっちり生きです。
 ハネを打たれても、丸まっていない広さ4なので生きています。



 同じ形でも、打ち方によって生きたり死んだりコウになったり・・・色々するものですね。


 以上で、基本問題は終了です。少し難しくなりましたが、大丈夫でしたか?
 できなかった問題は、復習してみてください。

 次のページでは、少し趣向を変えた問題をやってみます。


 ◆死活のススメ【17】




「死活のススメ」に戻る