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死活のススメ【18】



 危険な形への処方箋です。先程までは「生きる」立場でしたが・・・今回は「殺す」立場だったので、勝手が違って少々難しかったかも知れません。

 それでは、解答です。


  《解答21》 白先黒死  難易度:★★
 (正解図)
 白1・3のコンビネーションで、広さが5になってしまっています。ということは、生きられません。




 (正解図変化)
 白1のハネに、オサえることはできません。
 仮に黒2とオサエを打っても、符号順に白7までで取られてしまいます。





  《解答22》 白先コウ  難易度:★★★★
 (正解図)
 初手は白1。これで黒は窮地に追い込まれます。
 その後の変化ですが・・・。




 (正解図・続)
 黒2のツケが苦しいながら、良い応手。白3のブツカリも好手。
 以後、符号順にコウです。




 (失敗図1)
 白1のハネも意外に惜しい変化。ヨセと勘違いしてうっかりオサエると、白3にツケられて死んでしまいます。
 符号順に10までで、5目ナカデです。これは、黒の失敗。




 (失敗図2)
 黒の正しい応手は、黒2の2の1。これで、正解図より得なコウに持ち込めます。
 一応、失敗とされていますが・・・準正解と言っても差し支えないです。間違いやすい要素があるだけ、こちらのほうがトリッキーかも知れません。





  《解答23》 白先黒死  難易度:★★★
 (正解図)
 ヒントが簡単すぎたかもしれませんね。
 白はハネ、黒のオサエを待って3のオキが良い手。黒の急所にあたります。




 (正解図・続)
 続いて、黒はブツカリで抵抗します。ここで、白からジリっと下がるのが好手。黒は眼を持ちますが、白はホウリコミ。これが変則的なウチカキとなり、黒は2眼を確保できません。
 最初の白のオキが、憎いほどの活躍を見せています。





  《問題24》 白先黒死  難易度:★★★
 (失敗図)
 白が普通に1子を取ってくれれば、無事に生きるのですが。
 まぁ、こんな手を打つようでは上手失格でしょう。




 (正解図)
 3子の真ん中は、急所と言われます。それは、死活に限ったことではありません。
 白1が、ちょうどその急所。これで、黒は身動きが取れずに昇天。



 ちなみに、黒2でe-1に打つのは白c-2。c-1に打つのは白e-2に打たれて死んでしまいます。確かめてみてください。



  《解答25》 白先コウ  難易度:★★★
 白は2の1に打つのが良い手。白3のオサエも、弱点をうまく突いた好手です。
 黒はc-1に打てないのが悲しいところ。仕方なく、1の1にホウリコミを打って、コウにするのが精一杯です。





  《解答26》 白先黒死  難易度:★★★
 (正解図)
 白1が急所。
 以下、符号順に7までで黒死です。




 (失敗図)
 白1のハネは失敗。マガリで防いでくれれば、正解図に戻るのですが・・・急所に先回りされて、生きてしまいます。
 急所を逃すと、敵を助け起こしてしまうという好例でした。





  《解答27》 白先コウ  難易度:★★★
 (正解図)
 白1のオキが好手。これで、黒は苦しくなります。
 黒は目持ちで抵抗しますが、白3のサガリが好手。黒はオシツブシを狙いますが、後ろからアテられてそれも叶わず。
 結局、コウを争うしかありません。




 (参考図)
 さて。これは、《解答13》の図です。この問題は、生きが正解でした。
 同じように、オキを打つとどうなるでしょうか。



 符号順に黒8まで。見事にオシツブシで、生きています。つまり、一見有利に思われるマガリとオサエの交換は、自らのダメを詰める自殺行為なのでした。
 これを知らない人は、非常に多いです。要注意。



  《解答28》 白先黒死  難易度:★★
 広げるのが良いこととは限りません。これは、そんな問題。
 これまでに何度か出てきましたが、白1のオキが正解。やはり急所になっています。





  《解答29》 白先黒死  難易度:★★★
 (正解図)
 これは結構な難問です。知らなければ、なかなか解けません。
 白1のキリが好手。黒は取るしかありません。そこで、白3のオキがワンセットの手筋。




 (正解図・続)
 黒は、この後どう抵抗しても生きることができません。1子を取っても、ジリっと出られて眼になりません。
 広げても、再び2の1に打たれて隅のマガリ4目になってしまいます。



 つまり、白にサガリを打たれた場合は、放置してはいけないということです。
 この手筋は汎用性が広いので、ぜひ憶えておいてください。



  《解答30》  白先黒死  難易度:★★★
 白1のツケが強烈。これで、黒は抵抗しようがありません。
 黒はツグしかなく、白は首尾よく連絡し。これで、黒の生きるスペースは足りません。

 外のダメが詰まっている場合は、このツケに注意が必要です。




 以上で、危険な形は終わりです。他にもたくさんありますが、とりあえず実戦でできやすいのはこの10種でしょう。
 全て理解できればベストですが・・・それが難しい場合は、この形を記憶しておいて。もし遭遇したら、一手手入れをする習慣を身に着ければ、実戦では事足りると思います。

 でも逆に言うと、もし上手の石であっても、今挙げた形になれば生きが無いわけです。つまり、逆襲することも可能。
 なので、理解して打つことができれば・・・上手は仰天することでしょう。頑張ってみるのも一興です。


 次は、応用問題をやっていきます。

 ◆死活のススメ【19】




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