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死活のススメ【23】



 ここから、少しレベルが上がってきます。頑張ってついてきてください。

  《解答37》 黒先結果如何  難易度:★★★★
 さて。もちろん、白の1子を取らなければ黒に未来はないのですが・・・。

 (失敗図1)
 単純にサガリで良ければ平和なのですが。白に中から攻められて、耐え切れません。




 (失敗図1・続)
 2子を取りにいくと、どうしてもナカデは免れませんし・・・。




 (失敗図1 変化)
 かと言って、広げたところで・・・結局、取りに行かなければならず。ナカデになってしまいます。




 (正解図1)
 ということで、初手はハネが正解。広げても駄目なので、白のダメを詰めていきます。




 (正解図2)
 やはり、白はハイを打ちます。ナカデにする作戦です。




 (失敗図2)
 ここで、広げようとするのは失敗。やはり、ナカデで助かりません。




 (正解図3)
 ここで、白のダメをさらに詰めます。黒3が好手。
 白は、オサエで受けます。




 (失敗図4)
 ここで、アテてコウにするのは非常に惜しい間違い。
 実は、コウはコウでも・・・もう少し良い形があります。




 (正解図4)
 後述しますが、ここまででナカデの可能性はなくなりました。なので、黒5に広げるのが正解。
 トリ、ツギで一段落です。




 (正解図5)
 ナカデが無いことの証明です。仮にコウをツいだとします。しかし、中に5子あるのでセキにしかなりません。
 ということは、白はコウをツナげないことになります。




 (正解図 変化1)
 ただし、コウをツナげないのは黒も同じことです。
 なぜなら、コウを取ってツグと3目ナカデになってしまうからです。




 (正解図4)【再褐】
 この特殊な形は、どちらからも解決するのに時間がかかります。
 万年コウと呼ばれる形です。




 (正解図 変化2)
 黒から解決する方法を明示します。
 黒は、コウを取り。その後、自らダメを詰めてコウにする他ありません(白2に打っているのは、打たないとオシツブシになってしまうからです)。このコウを負けると、黒は死んでしまいます。




 (正解図 変化3)
 今度は、白から解決する方法です。
 黒と違い、白は中から取りに行かなければなりません。そのためにコウを取った状態で、周りのダメを全て詰め。そこで初めて、コウを仕掛けられます。もちろん、負けたら白取られ。黒の10目の地になる、リスキーな形です。

※黒1・3・5は手抜き



 (正解図 総括)  結果:万年コウ
 万年コウという特殊な形で一段落します。どちらからも、解決するのに2手以上かかるので、厄介なコウと言えます。白からコウに勝つためには、3手打たなければなりませんし。いきなりコウにする(失敗図4)のが、失敗である所以です。
 ちなみに、この形・・・終局まで放置されるとセキになります(日本ルール)。そんな意味でも、なかなか死に難い形と言えます。





  《解答38》 黒先結果如何  難易度:★★★★★
 《問題37》の類題とも言えます。
 ダメが一個空いただけですが、問題としては大違いです。

 (失敗図1)
 いきなり、前問の正解が不正解になっています。
 なぜなら、この形には生きる手があるので・・・。




 (正解図1)
 黒1、白2。ここまでは同じ。




 (正解図2)
 黒3のツケが妙手。




 (正解図3)
 白は当然、取ります。ここで、黒5の自殺手が好手。




 (正解図4)
 白は2子を取り・・・。




 (正解図5)
 取り返したのが、この図。
 目まぐるしく変化しましたが・・・妙手・好手によって、ナカデが回避できています。




 (正解図6)
 連絡を図るも、アタリを打たれてオイオトシですし・・・。




 (正解図 変化)
 ナカデを狙っても、オシツブシになってしまいます。




 (正解図 変化2)
 つまり、ツケの妙手には逆にアテて甘受するしかなく。これは、セキの形です。ただし、サガリにはきちんとツナグのを忘れずに。
 まぁ、実戦ではこうなる相場でしょう。




 (正解図 総括)  結果:生き
 数々の妙手を心行くまで味わってください。
 以上の手順で、生きを得ます。




 (失敗図2)
 最後に、なぜ《問題37》でツケ妙手が使えなかったか書いておきます。賢明な読者の方なら既に解っているかも知れませんが、やはりダメの違いによります。
 トドメのオイオトシをするのに、《問題37》だとダメが詰まっておらず・・・うまく行かないのですね。





 続きは、次のページです。



 ◆死活のススメ【24】




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