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死活のススメ【7】



 今までは、場所を広げて生きる方法をやってきました。広ければ広いほど、広さが6以上あれば生きに近づくことは説明した通りです。
 しかし・・・相手の包囲網の中で、いつでもどこでも場所が確保できるとは限りませんよね。住居で例えるならば、「充分な土地があれば楽に住めるけれど、ココの土地は狭いしどうしよう・・・。」という感じ。そんなときは、狭くても何とかして住む方法を考えなければなりません。

 死活でも、それは同じです。広さが確保できれば良いのですが、足りないときには狭くても2部屋に分けることが重要。そこで、狭い場所を二部屋に分けるために壁を作ります。このような石を便宜上、と呼ぶことにします。「狭い場所を支える、大事な石」というイメージです。

 もう1度、を見てください。ここからもわかるように。黒から打った場合は、広さ3でも2眼を確保できる可能性があります。つまり、あきらめるにはまだ早い。うまく柱を立てれば、住めるということです。

 実際の形で、見てみましょう。

  《図 7−1》


 黒番です。
 この形、広さを判断すると・・・。



 黒からサガリを打って、広さがになりますね?
 しかし、ここで白2に打たれて1眼になってしまうのは明白です。そこで・・・。



 先に、黒1に打つことを考えます。
 これが、柱を立てるということ。先に部屋を分けてしまうんですね。
 実際、これで眼は2つです。



 初級者の方のために、補足しますと。白が眼を無くそうと、アタリにしても・・・。



 黒は取ってしまえば良いのです。
 ということで、上図の形で生きているのでした。

 次は、この形。

  《図 7−2》


 これも、黒番です。
 まず、広さを判断しますと。



 黒は、2線にマガリ。そして、どちらかをサガリ広げます。白からハネを打たれ、広さは
 確実に、1眼しかありません。しかも、現実には・・・。



 マガリを打った時点で、白2に打たれてしまいます。ちょうど、ナカデの位置になっていますね。
 つまり、場所を広げるのもままならない・・・ということになります。

 では、どうするか。



 先に、黒1と柱を立ててしまいます。こうすると一気に、黒の形がしっかりします。
 仮に、白が狭めてきても・・・。



 もう片方で、1眼確保できます。逆に狭めてきても、同じマガリ・サガリのコンビネーションでOKです。
 ということで・・・真ん中にを立てて、2眼が確保できました。

 以上のように、眼ができやすい所に柱を立てるというのも、生きるために使う基本戦術です。
 まず、広さの確保を考え。それで生きられない場合、柱を立てることを考えます。だいたい、広さだけで生きられることは稀なので、ある程度場所を広げてから柱を立てる・・・というのが、多くなります。
 柱は、部屋を2つに分けられる場所に立てるとうまくいきます。「1眼が確保できる場所」や「そこに打たれるとナカデになってしまう場所」ということも多いです。

 このことを踏まえて。次から、柱を立てる練習問題をやってみましょう。



 ◆死活のススメ【8】




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